絵コンテ(ストーリーボード)
絵コンテとは、制作前に動画のショット、構図、動作を計画するための連続したコマです。動き、せりふ、コマ間の切り替えを注記で補うこともあります。
絵コンテ(ストーリーボード)は、台本やアイデアを映像の順序に落とし込んだものです。各コマはひとつのショット、またはその中の重要な変化を表します。最初に何を見せ、次に何が起こり、それぞれがどうつながるかを確認できます。
モーショングラフィックスでは、見出し、グラフ、製品の画面、ロゴの登場などを描きます。完成度の高いイラストである必要はありません。Adobeの絵コンテ入門では、ショットと順序を計画することが物語づくりに役立つと説明されています。
絵コンテに示すこと
- 構図:対象、その位置、文字を置くスペース。
- 動作:ショット内で何が変わるか。矢印や短い注記で動きを示せます。
- 言葉:重要な画面内の文言と、必要に応じて対応するナレーション。
- 連続性:対象が移動・変化しても、同じものだと視聴者が認識できるつながり。
架空のFocus Deskの例では、注意を奪い合う3枚のタスクカードから1枚が選ばれ、最後に完了マークと製品名が現れます。この流れはひとつの考えを伝えます。別の機能も加えるなら、すでに混み合った画面の文字を小さくするのではなく、新しい展開が必要です。
モーショングラフィックス用の絵コンテの作り方
- 先にメッセージを書きます。モーションデザイン・ブリーフをもとに、視聴者が理解すべきことを決めます。
- 映像上の節目に分けます。新しい考えや重要な変化ごとにコマを用意します。数は話の内容で決まり、1秒あたり何枚という固定値ではありません。
- 必要な形と文字を描きます。画面UIは四角とラベルで表せます。予定する動画の縦横比を保ちます。
- 切り替えを注記します。残る要素、入る要素、出る要素を示します。1枚で変化を伝えられなければコマを追加します。
- 口頭で補足せずに並びを読みます。つながりが欠けていれば、仕上げに時間を使う前に修正します。
絵コンテ、スタイルフレーム、アニマティックの違い
スタイルフレームは目指す見た目を、絵コンテは映像の順序を定めます。アニマティックはコマをタイムラインに並べて尺を試します。きれいな静止画1枚だけでは、話全体が予定の長さに収まるかは分かりません。
計画をアニメーション制作に使う
各コマを、見えるもの、変わるもの、読める状態に保つものの指示に変換します。iArtではその指示でアニメーションを説明し、結果を予定の順序と照合します。制作例はアニメーション解説動画の作り方をご覧ください。
関連用語:解説動画、モーショングラフィックス。