スティンガートランジション
スティンガートランジションとは、シーンが切り替わるときにライブ配信や動画の上で再生される短いアニメーションで、長さはたいてい1〜3秒です。一瞬だけ画面全体を覆い、その下でシーンが切り替わってから抜けていくため、カットが見えません。
スティンガートランジション(または単にスティンガー)とは、配信や動画があるシーンから別のシーンに切り替わるときに、映像の上に重ねて再生される短いアニメーションのトランジションです。画面に入ってきて、一瞬だけ全体を覆い、また抜けていきます。切り替えは画面が覆われている間に行われるので、視聴者にはカットではなくアニメーションが見えます。配信者はWebカメラのシーンとゲーム画面の間に、ポッドキャストはカメラアングルの切り替えに、放送ではリプレイの前に使われます。
ビデオポッドキャストのカメラを切り替えるスティンガー。画面を覆い、その下でカメラが切り替わり、抜けていきます。
「スティンガー」と呼ばれる理由
放送業界でスティンガーとは、つなぎとして使われる短い音やグラフィックのことです。コーナー前の数音のジングルや、スポーツ中継でリプレイの前に出るアニメーションロゴなどがそれにあたります。配信ソフトがこの名前を借りて、シーン切り替えを覆う短いアニメーション全般をこう呼ぶようになりました。
スティンガートランジションの仕組み
- 両端が透明。スティンガーは透明な状態で始まり、透明な状態で終わります。そのため、入ってくる間は切り替え前のシーンが、抜けていく間は切り替え後のシーンが見えます。
- 真ん中で画面を完全に覆う。一瞬だけ、アニメーションが画面全体を隠します。
- トランジションポイント。ソフトは、その覆われている区間の中の決まった瞬間にシーンを切り替えます。OBS Studioでは、ミリ秒(Transition Point Type: Time)またはフレーム番号で指定します。
- 音はオプション。シュッという音やヒット音をファイルに含めることができます。ソフトはそれをトランジションと一緒に再生し、その前後で配信音声を下げたりクロスフェードしたりします。
1.6秒のゲーム実況向けスティンガーを単体で市松模様の上に置いたもの。透明から完全に覆われた状態になり、また透明に戻ります。
ファイル形式
- アルファチャンネル付きのWebM(VP9またはVP8):配信ソフトで一般的な形式です。ファイルが軽く、OBSが透過付きで再生できます。
- ProRes 4444またはQuickTime Animation(.mov):こちらも透過を保持できますが、ファイルがかなり大きくなります。ライブ配信よりも動画編集でよく使われます。
- トラックマット:OBS Studio 27以降では、アルファチャンネルの代わりに白黒のマットを映像の横に持たせたスティンガーも使えます。
- MP4:透過を保持できないため、MP4のスティンガーは最初のフレームから画面全体を覆ってしまいます。
スティンガーと関連用語の違い
- カットやフェード:標準で用意されているトランジションです。切り替えを覆うものはなく、映像がそのまま変わるか、ディゾルブします。
- ワイプ:動く境界線に沿って、一方のシーンがもう一方に置き換わります。スティンガーは、両方を独自のグラフィックで覆います。
- バンパー:コーナーの前後に入る短いブランド映像で、切り替えの上に重ねるのではなく、それ自体が1つのシーンとして再生されます。
- テロップ(ローワーサード):画面下部に話し手の名前などを表示し、数秒間表示され続けるグラフィックです。スティンガーは一瞬だけ画面全体を覆います。
スティンガートランジションの作り方
スティンガーパックには既製のデザインが入っていて、無料のスティンガー作成ツールではいくつかのプリセットアニメーションの色を変えられます。自分のチャンネルのために描いてほしいなら、iArtのスティンガートランジション作成ツールで説明してください。OBS用のスティンガーであること、チャンネル名、見た目を伝えれば、Claude Opus 5.5がコードで描き、名前は本物のテキストとして入ります。透過WebMで書き出され、トランジションポイントはエージェントが教えてくれます。OBSでの設定手順はOBSにスティンガートランジションを追加する方法をご覧ください。