Bロール
Bロールとは、映像の主な出来事やインタビューを補う素材です。背景や細部を伝えたり、話の流れを保ったまま編集の切れ目を隠したりするために使います。
Bロールは、メインのショットだけでは伝えきれない情報を映像で補います。パン屋のインタビューなら、会話の映像がAロール、生地やオーブン、店内のアップがBロールです。ソフトウェアの紹介では、説明している操作を見せる画面収録が該当します。AdobeのBロール解説でも、物語やドキュメンタリーを補う役割が説明されています。
Bロールには何が使える?
- 撮影した補足映像:製品を使う手元、作業場所、周囲の風景、関連する細部のアップなど。
- 画面収録:話し手が説明している実際の画面、機能、操作手順。
- ストック素材やアーカイブ映像:場面の状況や背景を伝える、利用許諾のある素材。
- グラフィックの挿入:グラフ、図解、動く文字も解説動画で同じ補助的な役割を果たします。ただし、編集現場では撮影素材と区別して「グラフィック」と呼ぶ場合もあります。
重要なのはファイル形式より役割です。製品のショットが実演の中心ならAロール、インタビューの補足ならBロールになります。Bロールに独自の音があっても構いません。話し手の音声を流し続けるのは一般的な編集方法ですが、必須条件ではありません。
説明を補うモーショングラフィックス
複利の説明には、残高が増える様子を示すグラフを重ねられます。このiArtの例では、サンプル映像としてAIアバターの話し手を使っています。声を流しながら、グラフィックで内容を視覚化しています。
動画に合うBロールの選び方
- 映像で補うべき内容を探します。視聴者が理解する必要のある物、場所、動作、数値、仕組みに注目します。
- 最も具体的な映像を選びます。機能には実際の操作画面、数値比較にはグラフが適しています。一般的なオフィス映像だけでは、どちらも説明できません。
- 話の内容と表示タイミングを合わせます。その話題が出たところで挿入し、読む時間や理解する時間を確保します。
- 編集全体を通して確認します。話の筋を保ち、表情や話し方が大切な場面では話し手に戻します。ラベルや数値も元の内容と照合します。
収録映像に合わせたグラフィックを作る場合は、AI Bロール生成ツールから始められます。具体的な映像の選び方は、トーキングヘッド動画向けBロールのアイデアをご覧ください。
Bロールと関連用語の違い
Aロールは、主な出来事や話の中心を担う映像です。カットアウェイはその中心から一時的に別の対象へ切り替えるショットで、Bロールがよく使われます。ローワーサードは人物やテーマを示す画面下部の表示であり、追加しただけでショット全体がBロールになるわけではありません。
関連用語:トーキングヘッド動画、モーショングラフィックス、解説動画。