Opus 5.5で製品ローンチ動画を作る方法(実際に使えるプロンプト6選)
Opus 5.5が登場したとき、みんなが最初に作ったのは製品ローンチ動画でした。創業者たちがプロンプトを1つ打つだけで、制作会社なら1週間かかるような20秒のモーショングラフィックス動画を投稿していったのです。
私たちは、クリエイターが動画と一緒に公開した282本のプロンプトを読みました。ローンチ動画の大半は、ほんの数パターンの書き方を少しずつ変えて使い回したものでした。以下では、私たちが試して特によかった6つを紹介します。それぞれについて、Opus 5.5で実在の製品を題材に作った動画と、自分の製品でワンクリックで試せるプロンプトを載せています。iArtはAnimationモードでOpus 5.5を動かしているので、ターミナルもAPIキーもなしで、ここにあるプロンプトをすべて試せます。
結果は実行ごとに変わるため、各動画は「そのプロンプトでここまでできる」という例として見てください。仕上がりを保証するものではありません。Linear、Spotify、Notion、Wise、Duolingoの動画は、各プロンプトを見せるために私たちが作った非公式のコンセプト動画です。これらの企業とは関係がなく、承認も受けていません。
Opus 5.5のローンチ動画がうまくいく理由
同じ製品を別々のプロンプトで作ってみると、差を生んだのは長さではなく言葉の選び方でした。
- 指示より「好きにやっていい」の一言。「Linearの動画を作って」では、無難な製品紹介になりました。"Like it's your showreel for a résumé. Go all out."(履歴書に添えるショーリールのつもりで、全力で)と書くと、同じモデルがロゴを光で切り裂き、その中をカメラがくぐり抜け、3Dのボードまで出してきました。
- 感情を表す一語でストーリーが生まれる。"Make it emotional"(エモーショナルに)だけで、モデルはどんでん返しのある筋書きを自分で考えました。
- ショットリストを書けば、その通りに作られる。今回の中で一番細かいプロンプトは0.6秒ごとに演出を指定していて、動画はほぼその通りになります。作りたい動画がすでに決まっているときに使いましょう。
- 短いほうが強い。拡散したローンチ動画は15〜20秒で、毎秒なにか新しいものが画面に出ていました。
Opus 5.5で使える製品ローンチ動画プロンプト6選
1. 「go all out」のショーリール
このプロンプトは、ローンチ動画を "like it's your showreel"(自分のショーリールのように)作るよう頼み、最後を "go all out"(全力で)で締めます。この言い方がモデルに「見せつけていい」と伝えるので、ロゴの登場、カメラワーク、形の変形が次々に出てきます。製品は機能一覧ではなく、モーションを見せる舞台になります。
プロンプト(@hqmankのオリジナルをもとに調整):
[あなたの製品]([何をする製品かを一言で])のために、ダイナミックな20秒のモーショングラフィックスのローンチ動画を作って。履歴書に添えるショーリールのつもりで。全力でやって。
向いている場面。 開発者向けツール、ブランドのローンチ、高級感を出したいものに向いています。製品の仕組みを説明するのには向きません。わかりやすさより「すごい」を優先するからです。
2. ナレーション付きの解説動画
5シーンの決まった構成です。顧客の課題、あなたがやっていること、3ステップの仕組み、実績を1つ、最後に名前。私たちはこれを順に説明するナレーションも頼みました。この形式は説明するための動画なのでナレーションが合います。後で紹介するエモーショナルなストーリーに付けると、せっかくの余韻が台無しになります。
プロンプト(@alex_prompterのオリジナルをもとに調整):
熟練のモーションデザイナーとして振る舞ってください。私のビジネスのために30秒のアニメーション解説動画を作ってください。5シーン構成:顧客の課題、私がやっていること、3ステップでの仕組み、実績を1つ、最後に私の名前。太字のテキスト、なめらかなトランジション、私のブランドカラーで。広告の読み上げではなく、見る人を案内するような親しみやすいナレーションを付けてください。 私のビジネス:[売っているもの、誰向けか、ブランドカラー]
向いている場面。 初めて見る人に製品を説明するのに向いています。すでにあなたを知っている人向けには不向きで、前置きを飛ばされます。iArtのAnimationモードではまだナレーションに対応していません。今ナレーション付きで作るなら、AIナレーションがあるMotion Designモードを使ってください。
3. ショット単位で指定するブリーフ
一行プロンプトの正反対です。アートディレクション、配色、1秒ごとに何が起きるかを書いたタイムライン、そしてモーションのルール("no particles, no lens flares, no camera shake":パーティクルなし、レンズフレアなし、手ブレなし)。動画はほぼ書いた通りになるので、作りたいものが決まっているときのためのプロンプトです。
プロンプト(@brainextendsのオリジナルをもとに調整):
角の丸い暗いステージの中で、[あなたの製品]の18秒の製品動画を作ってください。 アートディレクション:[背景]、[文字色]、アクセントカラーは1色 [hex]、すっきりしたサンセリフ書体を1つ。 タイムライン: 0〜1秒:ロゴがごくわずかなオーバーシュートで登場。 1〜2.5秒:見出し「[見出し]」が1行ずつ現れる。 2.5〜5秒:製品のUIが下から浮かび上がって落ち着く。 5〜9秒:[見せたい機能を1つ]をステップごとに。 9〜12秒:[一番の見せ場]を大きく、ステージからはみ出すくらいに。 12〜15秒:[補足の機能]を浮かぶカードで。 15〜18秒:ロゴと「[タグライン]」のロックアップ。 モーション:なめらかなイージング、バウンドなし、パーティクルなし、レンズフレアなし。出ていくテキストは、次のテキストが入る前に消えること。
向いている場面。 伝えたいストーリーとブランドの見た目が決まっているときに向いています。アイデアを探るのには不向きです。モデルは書いた通りに作り、自分からはほとんど足しません。
4. 王道のSaaSローンチ
コレクションの中で最もコピーされたプロンプトで、少なくとも6人のクリエイターがほぼそのまま投稿していました。頼んでいるのは "these typical, very professionally edited, motion-graphics-styled product launch videos that you see people making on Twitter"(Twitterでよく見る、プロっぽく編集されたモーショングラフィックス風のローンチ動画)。結果はおなじみの形式になります。課題、ロゴ、UIで見せる3つの機能、CTA。
プロンプト(@moritzkrembのオリジナルをもとに調整):
[あなたの製品]の、非常にプロフェッショナルなSaaS製品ローンチ動画を作ってください。添付したスクリーンショットをUIの参考にしてください。新しいSaaS製品をローンチするときにTwitterでみんなが作っている、プロっぽく編集されたモーショングラフィックス風のよくあるローンチ動画に仕上げてください(機能やメリットなどを見せるもの)。
向いている場面。 このジャンルらしく見せたい、機能中心のSaaSローンチに向いています。目立ちたいなら不向きです。みんな同じプロンプトを使っています。
5. 1つの図形でつなぐUIループ
角の丸い図形が1つ、カットなしで続きます。それがボタンになり、フォームになり、完了画面になり、サイズや角丸、色を変えていく間に、カーソルが実際のフローをクリックし、入力していきます。最後のフレームが最初と同じなので、動画はループします。ランディングページでよく見る、Dribbble風のUIモーションです。
プロンプト(@verboveのオリジナルをもとに調整):
添付したスクリーンショットをUIの参考にして、[あなたの製品]のループする16:9の製品動画を作ってください。 ルール:図形は1つだけ、カットしない。すべての状態は同じ要素がサイズ・角丸・色を変えながら中身を入れ替えたもの。カーソルが実際のクリック、入力、ドラッグ1回で流れを進める。本物のUI、本物のデータ、プレースホルダーなし。 構成:120 BPM、毎拍なにかが起きる:ロゴ → [状態1] → [状態2] → [状態3] → … → ロゴ。 モーション:オーバーシュートはごくわずかなスプリング。中身はコンテナが変形し始めてから入り、次の変形の前に出る。どの状態も画面いっぱいになるようズーム。最後のフレームは最初のフレームと同じ。
向いている場面。 手順がはっきりしたアプリ(決済、オンボーディング、送金など)に向いています。価値が1つのフローで見えない製品には不向きです。
6. エモーショナルなストーリー
たった9語です:"build me an incredible video for my app. make it emotional."(アプリのすごい動画を作って。エモーショナルに)。モデルが人物、悩み、そしてあなたの製品がかなえる結末を考え出します。私たちの動画では、祖母へのスペイン語の誕生日の手紙、1年続いた連続記録、そして最後の一行が電話につながる話になりました。
プロンプト(@marklaunchesのオリジナルをもとに調整):
私のアプリ[あなたの製品]([何をする製品かを一言で])のすごい動画を作って。エモーショナルにして。
向いている場面。 製品が誰かの生活を変える様子を見せられる、一般消費者向けアプリに向いています。B2Bツールには不向きです。スプレッドシートの感動ストーリーはパロディにしか見えません。
iArtで自分のローンチ動画を作る方法
- iart.aiを開いてAnimationを選びます。
- 上のプロンプトを1つ貼り付け、角括弧の中を自分の製品に置き換えます。
- 任意:+ ボタンでスクリーンショットやロゴを添付します。Opus 5.5はそれを見た目の参考にして、UIをコードで描き直します。
- 送信します。Opus 5.5が動画を設計して書き、プレビューに表示します。
- チャットで調整して(「ロゴの登場を速く」「ナレーションを追加」など)、MP4を書き出します。
FAQ
Opus 5.5はプロンプト1つで製品ローンチ動画を作れますか?
はい。この記事の動画はすべて、プロンプト1つと、多くても1回の追加メッセージで作ったものです。モデルはすべてのフレームをコードで描くので、モーショングラフィックス、UI、タイポグラフィに向いています。実物の製品を撮影するわけではありません。
コードの知識は必要ですか?
いいえ。iArtのAnimationモードでプロンプトを入力すると、Opus 5.5がコードを書いてチェックし、あなたはブラウザでプレビューを見てMP4を書き出すだけです。
自分のスクリーンショットやナレーションは使えますか?
スクリーンショットとロゴ:はい、見た目の参考として使えます。添付すると、Opus 5.5がそれに合わせてUIをコードで描き直します。ナレーション:Animationモードではまだ使えません。今すぐナレーションが必要なら、AIナレーションがあるMotion Designモードを使ってください。
ローンチ動画の長さはどれくらいがいいですか?
SNS投稿なら15〜20秒です。Opus 5.5のリリース後に拡散したローンチ動画は、ほぼすべてこの範囲で、毎秒なにか新しいものが画面に出ていました。30秒にするのは、製品の仕組みを説明する必要があるときだけにしましょう。
料金はかかりますか?
iArtの新規アカウントには無料クレジットが付いていて、最初の短い動画を試すには十分です。プランは料金ページをご覧ください。
プロンプトを再利用してもいいですか?
はい。各プロンプトはクリエイターの公開投稿をもとに調整したもので、各セクションにクレジットとリンクを載せています。元の言い回しをシェアするときは、クリエイターのクレジットを入れてください。
投稿したい動画に合うプロンプトを選び、自分の製品に置き換えて、iart.aiでローンチ動画を作りましょう。